2019理学類オープンキャンパス

場所:大阪府立大学学術交流会館(多目的ホール)
日時:2019年8月2日(金)9時30分より
申し込み:https://ocans.jp/osakafu-u?fid=x_lzZIpj

当日のスケジュール:

午前 9:30〜 受付開始「学術交流会館」 フォーラム風景
10:00〜10:15 学類長挨拶
10:15〜11:30 高校生のためのサイエンスフォーラム
午後 12:15〜 受付開始「学術交流会館」
12:55〜13:10 学類長挨拶,学類説明
13:15〜13:20 移動
13:20〜16:15 課程別のプログラム
研究室見学,演示実験等

高校生のためのサイエンスフォーラム:

山岡 直人(数理科学専攻)

講師1:山岡 直人(数理科学専攻)

講演タイトル: 数理モデルによる未来予測

講演内容:
世界の人口は増加し続け 75 億人を超えている一方で、出生率の低下により、日本の人口は 2010 年頃をピークに減少に転じています。このような人口の増減は、地球温暖化や年金問題など社会に大きく影響を及ぼす重要な問題です。本講演では、人口の増減を数理モデルで表し、人口がどのように変化していくのかを数学的に調べてみます。さらに、具体的な状況を設定し、数値シミュレーションすることによって、世界や日本の未来の人口を予測します。

麻田 俊雄(分子科学専攻)

講師2:麻田 俊雄(分子科学専攻)

講演タイトル: 「計算が解き明かす化学の仕組み」

講演内容:
暗記するイメージが強い化学の仕組みは、大学に入ってから学習する量子力学を使えば解き明かすことができる。経験によらず物理の法則にもとづいて電子のふるまいを理解する手法は、化学反応や物性などを計算で探究する量子化学という新しい学問分野を誕生させた。今では、生活を豊かにするための機能性材料や創薬研究などに幅広く活用されている。ここでは量子化学や計算化学という風変わりな学問分野をわかりやすく紹介する。