生命環境科学域 理学系研究科長 メッセージ

生命環境科学域 理学系研究科長

2017年4月

教授 溝口 幸司 Kohji Mizoguchi

自然科学類(理学類注)),理学系研究科へ,ようこそ
 一般に,理学とは,事物の理(ことわり)を明らかにする学問,すなわち,「真理の探求」を目指した学問のことを示します。また,工学,農学や生命科学などは,科学技術を応用することで,人類の幸せを目指した学問分野のことを示しています。本学の自然科学類(理学類注))および理学系研究科(以後,理学と呼ぶ)では,一般の理学と同様に,「真理の探求」を目指しており,その上で,得られた真理(原理,法則,および,科学技術など)を用いて人類の幸福を主対象に自然界へ貢献することを目指していると言っていいでしょう。この理念のもと,本学の理学では,以前「ネイチャーからベンチャーまで」というスローガンを掲げてきました。このスローガンは,本学の理学の目指すところを端的に表しており,他大学の理学とはちょっと違った,本学の理学独自の理念を表していると思います。すなわち,一般の理学では,「なぜ?」,「面白い!」と思ったことを発端に,研究を始めることが多く,その本質を知るまで,とことん研究に没頭しています。しかし,本学の理学では,この真理の探究に加えて,「わかった!」という解決から,「それじゃ,なんの役に立つかなあ?」と発展させ,日々研究を行っています。皆さんも,本学の理学で,真理の探究,そして,自然界に貢献する研究を存分にしてみませんか。「真理の探究」や「自然界への貢献」は,やりがいがありますよ。勉学や研究を通して,驚き,感動,そして,達成感を味わってみてください。
自然科学類(理学類注)),理学系研究科へのいざない
 本学の自然科学類(平成30年度から理学類としてスタート注))では,数学,物理,化学,生物の基礎を学び,その後,専門課程へと進学します。各専門課程では,各課程の基礎的専門科目を履修し,卒業研究へと進みます。卒業後は,企業へ就職する学生もいますが,多くの学生は大学院へと進学しています。理学系研究科の大学院では,より専門的な科目を履修しつつ,各専門分野で先端研究を行い,その研究成果を国際会議,国内学会や修士論文発表会などで発表しています。自然科学類の学生,および,理学系研究科の大学院学生(前期博士課程)の就職率は高く,各企業から「良い学生が来てくれた,次も貴学類・貴大学院から採用したい」というコメントを多々いただいています。また,メーカーやIT関係の企業からは,「企業における専門的内容は弊社で教え指導しますので,基礎をきちっと修得した学生を採用したいですね」,「基礎ができている学生は,どこの部署に行ってもよくできますね」と言われます。本学の理学では,それらの企業の期待に応えた教育・研究を行っており,基礎学力の向上は勿論,探究心,洞察力,論理的思考力,問題解決能力,コミュニケーション能力,および,プレゼンテーション能力の向上を目指した教育・研究を行っております。また,著名な外国人教員による授業やセミナーを開講しており,世界を相手にした国際的な情報発信能力やコミュニケーション能力の向上を目指した授業も揃えています。これらのカリキュラムを修得し,卒業したOBやOGは各企業で高評価を受けており,国際的にも活躍しております。このような教育・研究体制を持つ本学の理学で,大いに学び,大いに研究してみませんか。そして,大空を天翔ける大鵬のごとく世界に羽ばたいてみませんか。

注)現在の自然科学類(物理科学課程,分子科学課程,生物科学課程)は,平成30年度から,新たに数理科学課程が導入され,理学類(数理科学課程,物理科学課程,分子科学課程,生物科学課程)としてスタートする予定です。また,平成30年度から,現・理学系研究科(情報数理科学専攻,物理科学専攻,分子科学専攻,生物科学専攻)は,新・理学系研究科(数理科学専攻,物理科学専攻,分子科学専攻,生物科学専攻)として再スタートする予定です。

溝口幸司教授