なかもずで科学実験で遊べる泉が出現!?

開催日:2018年10月27日(土) 11:00〜16:00

場 所:なかもずキャンパスC1棟学術交流会館

科学への好奇心が溢れ出す泉

ここはなかもず科学の泉2018が開催された、大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス C1棟 学術交流会館。
大阪府立大学 生命環境科学域 理学類 物理科学課程の学生たちが考案・開発した「ユニークな科学実験」を、地域の方々に公開しました。

会場前に少し列ができ始めていたので、5分前に会場することに。
小学生と親御さんでのご来場が多く、元気の良い雰囲気で会場も盛り上がっていました。
学生たちもなんとか小学生に科学の面白さをわかってもらおうと、わかりやすく丁寧に説明していました。

アンテナや放射線、サイフォンのダイナミックな実験! 第一会場

入場してすぐの左手に第一会場。
ここでは
【①アンテナで外れない的当てをしてみよう】
【②放射線が見える?】
【③サイフォンで水をぐるっと一周させる】
の3つを体験することができました。

【①アンテナで外れない的当てをしてみよう】ではパラボラアンテナで電波を集める仕組みを風船とスーパーボールによって体験でき、小学生たちにも馴染みのある道具が使われていたので、みな大はしゃぎ。僕も私もと大人気でした。

【②放射線が見える?】ではいつもは目に見えない放射線を霧箱と蒸気を使った幻想的な道具でみえるようにしており、小学生たちは食い入るように見入っていました。

【③サイフォンで水をぐるっと一周させる】ではコーヒーサイフォンなどでもお馴染みのサイフォンの原理を大きめの装置を用いて、ダイナミックに展示し、小学生たちの注目を集めていました。

磁石や音、空気などの不思議に触れる!! 第二会場

第一会場のサロンを抜けて奥に進むと、次は左手に第二会場が。
ここでは、
【④光琴】
【⑤磁石の力で動くリニアモーターカー】
【⑥電気ブランコ】
【⑦クーラーの仕組みを知ろう】
【⑧揺れの大きさを目で見てみよう】
【⑨磁石の力で遊んでみよう】
の6つを体験することができました。

【④光琴】では弦を弾いた音がスピーカーで大きな音になったり、音の振動のグラフで視覚的に体験できました。

【⑤磁石の力で動くリニアモーターカー】では今、話題のリニアモーターカーの仕組みを電気と磁石と電池を用いて体感でき、未来をちょっとだけ覗いたようでした。

【⑥電気ブランコ】ではみんながよく知るブランコの動きを電気ブランコとして再現。ブランコが大きく揺れる動きを観察でき、小学生たちはこれからのブランコ漕ぎに役立てようと必死にかじりついていました。

【⑦クーラーの仕組みを知ろう】ではこの夏の熱中症対策で大活躍だったクーラーの仕組みを空気の膨張と圧縮の説明を受けながらわかりやすく体験。この冬にも欠かせないクーラーについての理解をより深めていました。

【⑧揺れの大きさを目で見てみよう】ではコイルと磁石の間に流れる電気を読み取って、揺れの大きさのグラフを通して見ることかできました。小学生たちのテーブルを叩く音が会場に響き渡っていました。

【⑨磁石の力で遊んでみよう】では磁石と磁石にくっつかない金属を用いたおもちゃで遊びながら、磁石と金属の不思議に触れ、小学生たちは身近なもののおもしろさに感動していました。

音や光の性質を体感しよう!! 第三会場

第二会場を抜け、地下に入り、最後の第三会場へ。
ここでは
【⑩マイクで線をかいてみよう】
【⑪虹を作ろう】
の2つを体験することができました。

【⑩マイクで線をかいてみよう】では救急車のサイレンの音が距離によって聞こえ方が違うというドップラー効果を応用した装置で線を描いていくというもの。耳障りな音がなりましたが、音を視覚する体験にブンブンとマイクを回す小学生が続出でした。

【⑪虹を作ろう】では水やプリズムを使って虹をつくる方法を体験できました。懐中電灯の光は白色、それを水を通してスクリーンに映し出すと分光されて虹が現れました。暗闇の中、出現した虹に歓声があがっていました。

科学実験を一通り体験し終えたみなさまは満足感と程よい疲れを感じながら会場を後にしていました。最終的には360名を越える方々にご来場いただき、大盛況のうちに泉は終了しました。小学生たちが、これらの科学実験で覚えた感動を解明できたかはわかりませんが、科学への興味・好奇心をさらに増大させていたことには間違いないでしょう。

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